Oceania Football Challenge

オセアニアで活躍する日本人選手を応援

選手インタビュー⚽️田島翔⚽️

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田島翔

生年月日: 1983年4月7日
身長/体重: 168cm/62kg
ポジション: ミッドフィルダー
主な所属クラブ: オークランド・シティーFC(ニュージーランド1部)

Jリーグでのプレー経験を持つなど、確かな実力で世界を渡り歩く『さすらいのフットボーラー』
ニュージーランド時代は名門オークランドシティーFCにも在籍。
その他にもシンガポール、スペイン、アメリカ、韓国などでプレーし、アメリカのマイアミ・ユナイテッド在籍時には元ブラジル代表のアドリアーノと共にプレーした。

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37歳になった現在も第一線で活躍を続ける田島さんにインタビューを行いました。

ーー色々な国での経験が豊富な田島さんですが、その中でもニュージーランドでの暮らしはいかがでしたか?

とても住みやすく、のんびりと落ち着いた国でした。
治安も良く、日本人も多くて心強かった印象があります。


ーー海外で結果を出し続ける為に、日頃から意識して取り組まれていることはありますか?

まずは準備です。日本人は真面目で勤勉なイメージですので、練習や試合に取り組む準備や姿勢が大切だと思います。


一方で日本人が苦手なコミュニケーション。
積極的にコミュニケーションを取る事も大切です。f:id:oceania_football:20200414084759j:image


ーー今までに多くの国でプレーされてきましたが、移籍の際はどのようにチームを決めているのでしょうか?

自分にとって、魅力的なクラブかどうかで興味を持ち、選手としての評価を大前提に、選手以外の部分でもクラブの発展に何ができるか、クラブは協力的かなどを代理人をつけず自ら売り込み、交渉します。f:id:oceania_football:20200414085101j:image


ーーニュージーランドでは、クラブワールドカップで世界3位にも輝いた名門オークランドシティーFCでプレーされていましたが、当時のレベルや環境はいかがでしたか?

様々な国の選手がいたり、レベルも高い印象を受けました。
クラブのスタジアムもありますし、練習場所が転々とする事もありましたが、不自由に感じた事はなかったです。f:id:oceania_football:20200414083357j:image
海外と比べると、日本のJリーグの環境はチーム専用のクラブハウスがあり、シャワーがあり、スタッフが練習着なども洗濯してくれて幸せすぎますね。


ーーニュージーランドサッカーに対する印象を教えて下さい。

オークランドシティーFCはスペイン人監督だった事もあり、ボールも人も動くサッカーでした。
ボールを動かすテンポを大切にしていたように思います。
ただ、他のクラブは蹴って走るサッカーが多いのも事実ですし、やはりラグビー大国という事もありフィジカルは強いです。f:id:oceania_football:20200414094627j:image

 

ーー日本ではJリーグで活躍し、海外でも長年プロとして活躍してきた田島さんですが、今後に向けて更なる目標はありますか?

今年から地元(北海道)でプレーしますが、地元をサッカーで盛り上げたいと思います。
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将来的にはこれまでの経験を生かし、海外クラブで仕事をしたいと考えていて、英語の勉強はもちろん、海外サッカーの情報、マーケティング、積極的に色々な企業とコネクションも作り、将来に向けて準備しています。


ーー最後に、これから田島さんのように海外挑戦を夢見る日本人選手にメッセージをお願いします。

海外では日本の常識が非常識と思われる事もありますし、日本人の良さを持ちながらも、その国の文化や人々に馴れ親しむ事が大切だと思います。
自身の置かれた環境や時間が許される限り、諦めずに挑戦してほしいと思います!f:id:oceania_football:20200414093957j:image