Oceania Football Challenge

オセアニアで活躍する日本人選手を応援

選手インタビュー⚽️中村風太⚽️

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中村風太

生年月日: 1991年9月22日
身長/体重: 182cm/78kg
ポジション: フォワード
主な所属クラブ: カンタベリーユナイテッド(ニュージーランド1部)

ニュージーランドナショナルリーグにおいて、日本人で初めて背番号10番を背負いプレーした選手。
リーグ戦全試合に出場しチームのプレーオフ進出に大きく貢献した。

ニュージーランド以外ではオーストラリア、カンボジア、インドのクラブにも在籍。
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国際経験が豊富な中村さんにインタビューを行いました。

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ーー色々な国での経験が豊富な中村さんですが、その中でもニュージーランドでの暮らしはいかがでしたか?
今まで訪れた国の中で一番楽しかったです。
チームメートだけに限らずスタッフやスポンサーなど全員が仲が良く、ファミリーのような感じでした。
街並みも綺麗で、電車はありませんが、車がありましたし、適度な大きさの街なのでどこにでも行きやすく、必要最低限なものは揃っていて暮らしやすかったです。

ウォームアップの先導を任されたり、ミーティングでも意見を求めれたり、食事の時に食前の祈りの言葉を言わされたり、自分のことを1人の外国人として扱ってくれなかったので大変でしたが嬉しかったです。

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チームに日本人選手やスタッフもいなく他の選手と一緒に住んでいたので日本語を一切使うことなく実用的な英語が伸びたと感じることもできたので良かったです。
おかげで滞在最後の方は一人で小学校に行き、体育の課外授業として先生に変わって子供たちに授業ができるようになりました。


ーー日本人として初めて10番を背負いプレーしましたが、プレッシャーなどはありませんでしたか?
このインタビューで初めて自分が日本人初の10番だった事を知りました。
特にプレッシャーなどはありませんでしたが、プレシーズンで毎試合点を取っていたのに、リーグが開幕してから2ヶ月以上点が取れなかったのでそっちの方が精神的に大変でした。

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ーー日本人が活躍するのが難しいと言われているフォワードというポジションで期待以上の活躍をされた中村選手ですが、フィジカルの強いニュージーランドでやりづらさなどは感じましたか?
フィジカルの部分はオーストラリアでも似たような感じだったので難しさはありませんでした。
フィジカルコンタクトが必要な場面でもタイミングをずらすなどして相手に100%で当られないように工夫することは心がけていました。
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また、比較的ニュージーランドの審判は日本人に甘くて、ファールをとってくれるような気がします。
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ーー現在はどこで何をされていますか?
今はサッカーに区切りをつけて日本で過ごしています。
ヨーロッパ旅行にむけて仕事をしたり、人に会ったり、英語の勉強などをしながら次にやりたいことを探しています。

 

ーー最後に、今後の目標を聞かせて下さい。
自分がこれまで色んな人に助けられてチャンスを頂いてきたので、分野は問わず人に機会を与えられるような存在になりたいです。

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